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【藤井寺駅の歯科・歯医者】インプラントの寿命はどれくらい?できるだけ長く使うための方法
こんにちは。
「藤井寺駅」から徒歩4分の歯科・歯医者【カズデンタルクリニック】です。
インプラントは、自分の歯と同じような機能と見た目を取り戻すことができる治療です。
しかし、どんなに優れた治療でも、「人工の歯」であることに変わりないので、インプラントにも寿命があります。
インプラントの平均寿命(耐久年数)は、10〜15年です。
(参照:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A_①インプラントの寿命についてp3より) >
適切に扱えば、さらに長く使うことも可能ですので、入れ歯やブリッジにくらべて長期的に使える義歯であるといえるでしょう。
インプラントの寿命(耐久年数)をのばそう!長く使う方法とは?
1.歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなどを取り入れたセルフケアを行う
インプラントの寿命を縮める主な原因は、「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎になると、歯周病とおなじような症状があらわれます。
周囲炎の初期症状は、歯ぐきの炎症や腫れ、出血などです。
痛みがない場合もあり、腫れにも気づきにくいことが多いです。
インプラント周囲炎は進行が早いので、予防と早期発見・早期治療が重要です。
インプラント周囲炎を放置すると、インプラントがぐらついたり抜けたりすることもあります。
だからこそインプラント周囲炎予防が重要です。
歯ブラシだけの歯磨きではなくフロスや歯間ブラシなどを使って、歯と歯の間のプラーク(歯垢)を取り除きましょう。
歯ブラシのみのプラーク除去率は61%ですが、フロスを使うと79%に上がり、歯間ブラシは85%も除去することが可能です。
(参照:神奈川県-今日から始めるすき間ケア~毎日のむし歯・歯周病対策~ より) >
2.インプラントの定期メンテナンスに通う
インプラントを長く使うためには、歯科で定期的にメンテナンスを受けることが重要です。
インプラントのメンテナンス内容は、次の通りです。
・インプラント周囲炎のチェック
・かみ合わせのチェック
・インプラント動揺度(揺れ)のチェック
・インプラントや人工歯の破損のチェック
・お口の中全体のチェック
このようなチェックを毎回丁寧に行いますので、インプラントの定期検診に通うと、インプラントの寿命(耐久年数)をのばして、より長くお使いいただける可能性が高まります。
3.歯ぎしり・食いしばり対策をする
インプラントに極端な力が加わると、人工歯やインプラントが破損する場合があります。
歯ぎしり・食いしばり癖のある方は、睡眠時に「マウスピース」を着用し、歯を守るようにしましょう。
4.禁煙もしくはタバコの本数を減らす
タバコは唾液の分泌量を減少させるため、インプラント周囲炎のリスクが高まります。
さらにタバコに含まれるニコチンが血流を悪化させ、免疫機能が低下することで、インプラント周囲炎の原因となる細菌が繁殖しやすい口内環境をつくってしまいます。
インプラントの寿命を少しでも伸ばすには、タバコの本数を減らし、可能であれば禁煙されることをおすすめします。
適切な使い方とメンテナンスでインプラント寿命をのばしましょう
インプラントの寿命は、使い方とメンテナンス次第で長くも短くもなります。
インプラントは、時間とお金をかけて行う治療ですので、少しでも長くインプラントを使用できるように適切に扱いましょう。
藤井寺駅から徒歩4分の「カズデンタルクリニック」では、インプラントを長く使っていただくために、定期的な歯科検診をおすすめしています。
お車でお越しの方は、最寄りのコインパーキングやスーパー、イオンの駐車場をご利用いただけます。
インプラントに関するご質問は、ご遠慮なく当院までお問い合わせください。