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インプラントにはデメリットもある?事前に知っておきたいリスクについて
こんにちは。
「藤井寺駅」から徒歩4分の歯科・歯医者【カズデンタルクリニック】です。
自分の歯のように自然でしっかりと噛めるインプラント。
- 強く噛める
- 自分の歯と同じような見た目
- 健康な歯を削らなくてよい
と、たくさんのメリットがありますが、デメリットはないのでしょうか?
現在インプラントを検討している方や、今後インプラントが選択肢にあがった際、事前にデメリットを含む特徴を理解しておくことで、検討しやすくなるでしょう。
インプラントは長期プランの治療
インプラントは、インプラント体という人工の歯の根を顎の骨に埋める手術をすることでしっかりと噛むことができます。
インプラント体と骨が結合し、しっかりと固定されるまで個人差はありますが、約3ヶ月〜6ヶ月かかります。
さらに、インプラント体を埋める前に抜歯が必要な方は抜歯後に歯ぐきの治りを待つこともありますし、インプラント体が骨と結合した後も、人工歯の型取りなどを行なっていきます。
インプラントとして噛めるまで約1年かかる方もいますので、インプラントの治療期間は、むし歯の治療に比べると長く感じるかもしれません。
けれどもケアをしっかり行えば、15年、20年と長く使い続けることが可能です。
インプラントができる条件がある
インプラント治療は、必ずしも誰もができるわけではありません。
インプラントは、外科手術を必要とするため、持病をお持ちの方は手術が難しい場合があります。
また、インプラントが顎の骨に固定されるためには、充分な骨の量や密度が必要です。
歯周病が大きく進行している方や、骨そしょう症の方は、治療が難しいケースもあります。
骨を増やす骨造成という方法もありますので、心配な方は、一度ご相談ください。
保険が適用されない治療
インプラントは、自由診療となりますので保険が適用されません。
そのため、通常の保険診療よりも負担する費用が多い治療となります。
保険診療のブリッジや入れ歯は、劣化やお口の中の変化に伴い、ある程度の年数で作り替えが必要なので、長い目で見た場合、インプラントだけを高額な治療と言いきることはできません。
デメリットもいくつかありますが、ご自分の歯のように噛んで食事がしたい方には、天然歯に近い噛み心地を得られるインプラント治療がおすすめです。
インプラント後も、しっかりとメンテナンスを行った場合の10年後のインプラント残存率は92〜95%といわれており、さらに20年という長期の予後も報告されています。
カズデンタルクリニックでは、患者さまのお話をしっかりうかがい、丁寧な治療説明をご提案しております。
お口に関することで、お困りのことがあれば一度ご相談ください。